多数有名アーティストの振り付けを担当しているダンスパフォーマンスグループ「s**tkingz(シットキングス)」。
調べてみると、SnowManや東方神起などの人気曲を担当していることがわかりました。
またメンバーが個別に振り付けた曲も多く、活動の幅が広いグループで気になります。
s**tkingzの振り付け曲にはどんな曲があるのか、J-POP・K-POP・メンバー別に分けてまとめみました。
s**tkingz(シットキングス)とは?
<s**tkingzメンバー>
・shoji(持田将史:もちだ しょうじ)
・Oguri(小栗基裕:おぐり もとひろ)
・kazuki(濱本和樹:はまもと かずき
・NOPPO(増田昇太:ますだ しょうた)
s**tkingz(シットキングス)は、2007年にデビューした4人組のダンスパフォーマンスグループ。
2010年・2011年には、アメリカのダンスコンテスト「BODY ROCK」にて優勝したことがある実力者グループです。
現在はグループ活動の他、ダンス講師や俳優など、メンバーそれぞれがマルチに活躍しています。
SnowManや東方神起など有名アーティストの振り付けも
後ほど詳しく紹介しますが、s**tkingzはSnowManや東方神起など、数々の有名アーティストの振り付けを担当しています。
例えば、Snow Manの「W」はs**tkingzメンバーのkazukiさんが担当。
この曲はドラマ「大病院占拠」の主題歌でした。
また、東方神起の「Sweat」もkazukiさんが担当していました。
セクシーでキレのあるダンスがかっこいいですよね。
「シットさんの振り付けっぽい!」「シットさんの振り構成は誰にも考えつかない…」など、どの曲も絶賛されているものばかりです。
さすが、ファンの心を掴むパフォーマンスのプロですね。
s**tkingzの振り付け曲
s**tkingzの振り付け曲をJ-POP・K-POP別にまとめてみました。
ファンの反応も含めてみていきましょう。
J-POP
s**tkingzのJ-POP振り付け曲はこちら。
Hey! Say! JUMPとV6は5曲も手がけていました。
特にジャニーズの振り付けを多く担当していたんですね。
・Da-iCE/「FAKE ME FAKE ME OUT」
・Hey! Say! JUMP/「AinoArika」「Ride With Me」「明日へのYELL」「切なさ、ひきかえに」「ファンファーレ!」
・Kis-My-Ft2/「Get Ready(千賀健永)」「Gravity」「Kiss魂」
・Sexy Zone/「ROCK THA TOWN」「忘れられない花」
・Travis Japan/「T.G.I. Friday Night」
・V6/「Maybe」「Sky’s The Limit」「SP “Break The Wall” feat.V6 & ☆Taku Takahashi(m-flo)」「Supernova」「雨」
・三浦大知/「I’m Here」(本人と共作)
メンバーごとだと、さらにたくさんあって載せきれないほどでした。
J-POP振り付け曲から抜粋すると、Hey! Say! JUMP「ファンファーレ!」はテレビドラマ「セミオトコ」の主題歌で人気のある曲。
メリハリのある振り付けとそれを踊りこなすメンバーに、視聴者からの反応がとても良かったです。
K-POP
s**tkingzのK-POP振り付け曲はこちら。
K-POPもかなりたくさんあって驚きました。
BoA、BLACKPINK、PENTAGONなど有名なグループばかり。
海外からも認められるほどの実力なのがわかりますね…!
・BoA/「BoA THE LIVE 2010 X’mas」「BoA THE LIVE 2011 X’mas」
・BLACKPINK/「DDU-DU DDU-DU(一部参加)」
・B1A4/「HAPPY DAYS」
・CROSS GENE/「sHi-tai!」「Mr. Secret」「Black or White」
・EXO/「Coming Over」「History」「Lotto」「Love Me Right」
・NCT U/「The 7th Sense」
・PENTAGON/「SHA LA LA」
・SHINee/Dazzling Girl」「DxDxD」「LUCKY STAR」
・SMROOKIES/「SR15B_0701」「SR15B_BASSBOT」
・SUPER JUNIOR/「SPY」
・SUPER JUNIOR-D&E/「SKELETON」「MOTORCYCLE」
・WINNER/「AH YEAH」「HELLO」
「BLACKPINKのDUU-DU DDU-DUのサビの振り付けシッキンだったんだ!」「すごい…!」など、驚くコメントが多かったです。
ちなみにs**tkingzは、ここまで350曲以上の振り付けをしています。
とあるインタビューでは、有名アーティストから指名が絶えない理由について話していました。
shoji「メンバーが個人で担当した振り付けを見ると、ちゃんと各アーティストの魅力が引き出されていて、素直に『上手いな』って思うんですよ」
Oguri「僕たちは飽き性だから、これまでいろんなジャンルのダンスに染まってきたし、引き出しの多さには自信があって。だから幅広いアーティストに寄り添えるのかもしれません」
kazuki「長年、舞台などで自分たちのショーも作ってきたし、ストーリー性のある振り付けや空間を活かした魅せ方ができるのも僕らの武器ですね」
NOPPO「つまりセンスがいいんです」
shoji「うるさいよ、わかったよ(笑)」引用:with digital
抜群のセンスと、ダンスの経験を積み重ねてきたからこそ、バリエーション豊かな振り付けができるんですね。
s**tkingzのメンバー別振り付け曲
次に、s**tkingzのメンバー別に振り付け曲をまとめてみました。
メンバーそれぞれのダンスの振り付けの仕方などもみていきましょう。
shojiの振り付け曲
shojiさんの振り付け曲はこちら。
これは一部ですが、こんなにたくさんあるんですね。
・AAA/「Believe own way」「Eighth Wonder」「ID」「LIFE」「LOVER」「NEW」「SAILING」「Next Stage」
・SKY-HI/「MISSON」
・Da-iCE/「Back To The Future」「BILLION DREAMS」「CITRUS」「Fashionable」「Noise」「Phoenix」「Stand」「SHOUT IT OUT」「エビバディ」「雲を抜けた青空」「ハッシュハッシュ」「DREAMIN’ON」「SiX」「Kartell」「DOSE」「Promise」「スターマイン」「Answers」
・SKE48/「恋落ちフラグ」「あの頃の君を見つけた」
・WEST./「Big Shot!!」「黎明」「AS ONE」
・Aぇ! group/「《A》BEGINNING」
・EXILE/「One Nation」「BE THE ONE」
shojiさんがダンスを始めたのは大学生の頃から。
メンバーの中ではダンス歴が一番浅く、はじめはついていくのに必死だったと言います。
サラリーマンからダンサーに転職し、今では振り付け講師や俳優としても活躍しているなんて、すごくかっこいいですよね。
個人活動はインプット、s**t kingzはアウトプットという感覚が強いですね。ドラマの現場に行くと、役者さん、スタッフさんとたくさんの方がいて、いろんな方と会話をして、一つの作品を一緒に作っていくと、新しい価値観との出会いが必ずあるんです。いろんなところに行けば行くほど、出会いがあって、新しい価値観があって、学びがあって、そこで得たものをs**t kingzに持ち帰って表現するんです。
引用:STREAM
インプットとアウトプットの繰り返しと話すshojiさんですが、どれだけ努力してきたのかが伝わってきて応援したくなりました。
いつまでも新しいことに貪欲で、自分の中に取り込むというのがshojiさんの振り付けに活かされているんですね。
kazukiの振り付け曲
kazukiさんの振り付け曲はこちら。
BE:FIRSTやE-girlsの曲も振り付けしていたんですね。
・AAA/「Charge & Go!」「DEJAVU」「No cry No more」「Love Is In The Air」「SHOUT & SHAKE」「愛してるのに、愛せない」「涙のない世界」「MAGIC」
・BE:FIRST/「Scream」「Move on」
・Da-iCE/「Chocolate Sympathy」「what you say(NOPPOと共作)」「SUPER FICTION casts SKY-HI」「TIME COASTER」「Limits」「FANTASY」「もう一度だけ」
・E-girls/「Pink Champagne」「Tomorrow will be a good day」
・Hey! Say! JUMP/「Muah Muah」「My Girl (山田涼介・有岡大貴)」「恋をするんだ」
・Nissy/「どうしようか?」「Gift」「Never Stop」「Playing With Fire」「ハプニング」「Aquarium」「KISS&DIVE」「SPACESHIP」「NA」「Affinity」「The Eternal Live」「トリコ」「まだ君は知らない MY PRETTIEST GIRL」「Get You Back (RIEHATAと共作)」「Say Yes (RIEHATAと共作)
・Snow Man/「W」
現役ダンサーの兄がきっかけでダンスを始めたというkazukiさん。
中学生の頃からダンサーとして活動していて、NOPPOさんとは知り合いの仲でした。
振り付けはどのように考えているのか、インタビューでは独特な発想を話しています。
本当にまちまちで、たとえば2011 年に「BODY ROCK」で優勝したときは、ネタ作りが衣装からだったんですよ。前後真逆に見えるスーツを着て、トリックを使って面白いパフォーマンスをしようと。後ろを向いていても、体は前を向いている。人間の関節上、不思議な動きになるんじゃないかと、僕が提案したのを覚えています。確かファッションのページで襟が逆についているシャツを見て思いついたんですけど、それをメンバーに話したら、確かNOPPOが「後ろも前と同じにしたら、ずっと前を向いているから、もっと面白くなるんじゃない」かと提案してくれて、それが採用になって大会で優勝したんです。
引用:STREAM
4人でアイディアを持ち寄ることが多いそうですが、この尽きない発想力がkazukiさんの魅力だと感じました。
NOPPOの振り付け曲
NOPPOさんの振り付け曲はこちら。
Snow Man「オレンジkiss」は恋愛映画の主題歌だったので、聞いたことがある人も多いのではないでしょうか?
他にもKing & PrinceやNumber_iの楽曲も担当していました。
・AAA/「Flavor of kiss」「風に薫る夏の記憶」「さよならの前に」
・BE:FIRST/「Shining One」「Betrayal Game」
・King & Prince/「Bounce」
・Snow Man/「オレンジkiss」
・GENERATIONS from EXILE TRIBE/「チカラノカギリ」「ワンダーラスト」
・INI/「New Day」
・Number_i/「Blow Your Cover」
NOPPOさんは小学4年生の頃からダンスを始めました。
中学3年間はブランクがありましたが、アメリカ留学から帰ってきた友達のダンスに憧れて、再度ダンスにのめり込むようになったと言います。
s**t kingzはアメリカ的な考え方というか、寸劇を入れたり、昔のミュージカルの要素を入れたり、こういうのを取り入れてみようという実験精神のあるメンバーばかりで。特にOguriが、そういうことに貪欲だったんですけど、いろいろなことに挑戦できたのでワクワクして楽しかったんです。大会が目的だと、それで終わりですけど、s**t kingzの場合は一つ何かが終わっても、どんどんやりたいことが増えていくし、そういう話し合いができること自体が初めての経験でした。
引用:STREAM
NOPPOさんは「s**t kingzにしか出せない温かみや面白みを伝えたい」と話していました。
多くのアーティストがs**t kingzを指名するのは、s**t kingzならではの人の良さや雰囲気があるからなのかもしれませんね。
▼ちなみにNOPPOさんは高橋海人さんのダンス師匠で、BE:FIRSTソウタさんと同じダンススクール出身だったりもします。
Oguriの振り付け曲
Oguriさんの振り付け曲はこちら。
DISH//やKing & Prince、SKY-HIの楽曲も多いですね。
King & Prince「なにもの」の振り付けは、見ているこちらまで踊りたくなるようなシンプルな振り付けが素敵でした。
・DISH//「It’s alright」「Never stop now!」「I Can Hear」「晴れるYA!」「TENKOUSEI」「恋するSPY」「FREAK SHOW」「FLAME」「GRAND HAPPY」「キット」「KLAP」「THE PHANTOM」「大人のオトコ」「Loop.」「No One Else」
・King & Prince/「なにもの」
・SKY-HI/「Bitter Dream」「Blue Monday」「Don’t Worry Baby Be Happy feat. STAMP」「One Night Boogie」「Snatchaway」「Stray Cat」「Role Playing Soldier」
・三代目 J SOUL BROTHERS from EXILE TRIBE/「TONIGHT」
・BE:FIRST/「Softly」
・三浦大知/「いつしか(本人と共作)」
・INTO1/「The Storm Center」中国のグループ
Oguriさんがダンスを始めたのは高校1年生の頃。
早稲田大学に進学し、ダンスサークルに入っていました。
俳優としてドラマに出る頻度も増えていますが、「ダンスの世界に引きずりこみたい」と考えていると言います。
振り付けはどうやっているか、次のように答えていました。
ダンスに限らず、映画とか、本とかをランダムに、いろんなものを見るしかないと思っていて。その中で、「こういうのが面白そうだ」とアイデアが湧いてきたりするんですよね。個人的に刺激を受けることが多いのは舞台で、たとえばダンスがない舞台を観ていると、途中で舞台の内容そっちのけで、頭の中で「こういうことをしたら面白いかも」とか考えちゃって。途中でストーリーが分かんなくなっちゃうこともあります(笑)。今まで自分が見たことのないようなものや、他でやってなさそうなことを大切にしたいというのがあるので、常にアンテナを張っています。
引用:STREAM
「面白そう」という感覚を大事にしているんですね。
アイディアが尽きず、この感覚を長年ずっと持ち続けるのはすごいことだと思います。
本当にダンスが好きだからこそ、Oguriさんは人を惹きつける才能があるのだと思いました。
音楽番組ではダンス企画をプロデュース
ちなみに、s**t kingzはダンス企画プロデュースもしています。
テレビ番組「音楽の日」では、18組のグループ・総勢125人でダンスパフォーマンスをしていました。
ここまでの大人数のまとめて構成を考えるのは、振り付けだけでなく統率力も必要になるはず。
たくさんのアーティストと関わりを持ってきたs**t kingzだからこそできるパフォーマンスですよね。
また、2024年7月には、三浦大知さんやDa-iCE、MAZZELなど様々なアーティストが出演した「s**t kingz Fes 2024 ももたろう」というイベントも開催していました。
s**t kingzは、ダンスの振り付けだけでなくイベント企画や番組出演など、まだまだ活動の幅が広がっています。
まとめ
s**t kingzが担当した振り付け曲をまとめました。
- Snow Man・東方神起など多数有名アーティストの振り付けを担当
- J-POPからK-POPまで、振り付けの指名が絶えないほど人気
- ダンス企画を自らプロデュースすることもあり
無限のアイディアが武器で、どんどん活動の幅を広げているグループでした。
今後もアーティストの楽曲振り付けに注目しながら応援していきましょう!