2024年度レコード大賞新人賞が発表され、ゴリ押し・ヤラセではないかと話題になっています。
ゴリ押しされたのはガールズユニット「ME:I」と言われていますが、実際にそんなことが可能なのでしょうか。
今回はその疑惑について徹底的に調べてみました。
ME:Iがゴリ押しでレコ大新人賞ノミネート?
ME:Iのレコ大新人賞ゴリ押しの経緯
例年まで4枠だった新人賞が2024年は5枠になりました。
受賞した5組は下記の通りです。
K-POP系ガールズグループ『ME:I(ミーアイ)』
5人組K-POPグループ『ILLIT(アイリット)』
菅田将暉の弟で歌手・こっちのけんとさん(28)
現役高校生の演歌歌手・梅谷心愛さん(うめたに・こころ 17歳)、
2016年『NHKのど自慢』グランドチャンピオン小山雄大さん(21)
そしてゴリ押しされたと言われる5枠目のアーティストはガールズユニットME:Iです。
新人賞の枠が増えたのは2008年ぶりで、これには音楽業界もざわついておりゴリ押しがあったのではないかという疑惑に繋がりました。
この疑惑についてレコ大関係者を名乗る人物からのリークによると
- 審査委員会はひとり4票持っており、3組はほぼ満票で決定した
- 残り1枠を決選投票を行い4枠目も決まった
- 審査委員会終了後、実行委員会が規約を変更して5枠目を設けた
- 実行委員会を取り仕切り規約変更を主導したのはTBSのプロデューサー
同関係者によると、決選投票となったのは演歌歌手の梅谷心愛さんとME:Iということです。
TBSプロデューサーは既に選出されていた演歌歌手の小山雄大さんも引き合いに出し「4組中2組が演歌歌手なのはおかしい」として規約変更をし、5枠目を作りME:Iが復活当選したということでした。
TBSがME:Iを推す理由
ゴリ押しされたとされるME:IはTBSが「吉本興業」と韓国系エンタメ会社「CJ ENM」と組んで制作されたオーディション番組「PRODUCE 101 JAPAN THE GIRLS」(通称:日プ女子)から誕生したグループです。
オーディション番組最終回もTBS系で放送がされました。
テレビ初歌唱もTBS系の「CDTVライブ!ライブ!」でそれ以降もTBS系のバラエティやラジオ番組に出演したりとTBSはME:Iを猛プッシュしています。
そういった事からTBSがME:Iを推すには十分な理由とこれまでの経緯がありなんら不思議な事ではありません。
ME:Iは2024年華々しくデビューを飾り、楽曲の売り上げもよく、デビューシングルから2作連続でCDの初週売上枚数が20万枚超えとなっているので、新人賞の受賞は妥当のものと言えます。
そんな頑張りがあり、結果も残しているのにゴリ押しされたと批判の的になってしまうのは本当に残念ですね。
レコ大新人賞ゴリ押しは可能なの?
レコ大新人賞でゴリ押しがあったのではないかと言われた発端は、週刊文春のある記事が発端でした。
例年の新人賞は4枠のところを今年は5枠に増設された事でゴリ押ししてノミネートされたアーティストがいるという噂になったのです。
そしてそのアーティストが5組目に選出されたガールズユニットのME:Iだと言われています。
レコ大新人賞の選出方法
そもそもレコード大賞とはどんな賞なのでしょうか。
作曲、作詩、編曲を通じて芸術性、独創性、企画性が顕著な作品とする。
日本作曲家協会HPより
優れた歌唱によって活かされた作品で大衆の強い支持を得た上、その年度を強く反映、代表したと認められた作品に贈る。
審査対象は「優秀作品賞」に選ばれた作品とする。
また新人賞については
対象年度内において初めて顕著な活動をし、大衆に指示され、将来性を認められた歌手に贈る。
日本作曲家協会HPより
とあります。
選出方法は投票制で、スポーツ紙を含む各新聞社の記者が中心となって決定します。
しかし実行委員会の中には芸能事務所関係者や後援であるTBSも票を持っており、そこでゴリ押しやヤラセがあると言われています。
レコ大では毎年ヤラセ疑惑が浮上
レコード大賞へのイメージとして「ヤラセ」「ゴリ押し」というイメージがお茶の間にもこびりついているのは間違えのない事実ではないでしょうか。
近年、実際に放送を見ていても賞を取ったアーティストが「え、誰?」となることは1度や2度ではないかと思います。
それだけ流行が細分化してしまったとも言えるのかもしれません。
しかし、レコ大受賞者がゴリ押し、ヤラセなのではないかと言う疑惑は今年だけではなく、過去にもいくつもあります。
2023年|レコ大ゴリ押し&ヤラセ疑惑
2023年には、YOASOBIの「アイドル」が選ばれていないことについても疑問の声がありました。
「アイドル」はビルボード・グローバル・チャート『Global Excl. U.S.』で日本語楽曲史上初の1位を獲得するなど、世界的流行も見せた曲でありながら選出されることもありませんでした。
またTBSの弟分でもある「&TEAM」はCDセールスもよく、バラエティ番組での露出もあり名実ともに人気アーティストでした。
しかし、受賞候補者を決める事前投票で&TEAMが見事候補者に選ばれノミネートも確実だろうと思われていたところで実際に本投票が行われると受賞をする事ができませんでした。
サイゾーウーマンではこのように報じています。
どうも直前になって、『レコ大』に大きな影響力を持つ“芸能界のドン”ことバーニングプロダクション総帥・周防郁雄氏が“調整”を行ったらしく、同社の息がかかったアーティストに取って代わられたそう。かつては『紅白』でも、こうしたドンの“ゴリ押し”がまかり通っていたのですが、最近ではとんと聞かなくなった一方、『レコ大』ではいまだ健在なのかと驚いてしまいました。
引用:サイゾーウーマンより
闇を感じるレコ大
そんな疑惑まみれのレコ大ですが、週刊文春が2015年にバーニングプロダクションが受賞者の所属事務所に1億円の請求を行ったという噂があります。
更にこの1億円請求は2015年だけではなく30年前からあると言う話も。
2005年には審査委員長の怪死事件が起きており、死の直前にはレコ大の闇を暴くと脅されていたと言います。
ここまで来るとかなり闇を感じる怖い話になりますが、真相の程はどうなのでしょうか。
受賞してアーティストもファンも喜べるようなクリーンな賞でいて欲しいと切に願います。
SNSでの声
SNSでは、ME:Iの目標だったレコ大受賞を喜ぶ声が大半を占めています。
その中でもゴリ押しに触れている声もありますが、妥当な受賞と言う声、ゴリ押しだろうが正解だという声が入り乱れ様々でした。
まとめ
- ME:Iはレコ大新人賞にゴリ押しされたというリークあり
- TBSはME:Iをデビュー前から推していた
- しかし新人賞をとってもおかしくない人気
- 過去からヤラセゴリ押しの噂が絶えないレコ大
ME:Iだけでなく、レコ大を目標に頑張っているアーティストは沢山いる事と思います。
しかし、毎年ゴリ押しだと言われたり、批判や炎上の元になってしまうのはファンにとっては悲しいものですよね。
受賞が栄誉あるものであるように審査委員会やTBSには頑張って欲しいですね。